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 二木あい:大会レポート
 人生で初めての記録アテンプトを主催し、選手として挑戦

今回、人生で初めての記録アテンプトを主催し、選手として挑戦しました。フリーダイビングビデオグラファーの私がここまで至ったのには1言うでは言い表せないほどの沢山の偶然、運命、そして人とのつながりがありました。

初めは、何て事なくトレーニングをしにメキシコ、ラパスに行きました。なぜラパスかと言いますと、そこに1人1人個人に焦点をあててトレーニングをするトレーナーがいたからです。フリーダイビングは1つのテクニックが全てのフリーダイバーにあう、という物ではないので、とても興味があった、というのがその理由です。私の仕事は、時にとても酷です。選手以上の体調管理、ダイビングのみではなく撮影機材などの管理、調整などしなくてはいけない事が沢山です。それは、撮影チャンスは1度きりだからです。

ラパスでのトレーニング中、トレーナーから記録アテンプトのことを聞き、興味を持った、というのが始まりです。

記録アテンプトをQ.Roo州にしたのは、以前ここに3年ほど住んでいて協力してくれる友人、知人が沢山いたからです。DEEPアテンプトはコンディションが不安定(潮のながれ、波など)な海ではなく、セノーテと呼ばれる大きいプールのような泉、Cenote Azulで行いました。プールアテンプトの方はカンクンのLeBlancというホテルに協賛していただき、そちらで行いました。

11月22日より3日間、Cenote AzulでのDEEPアテンプト、1日休み、26日にLeBlancでのプールアテンプトに挑戦しました。結果から言いますと、22日初日に45mコンスタントノーフィンで日本記録、及びアジア記録を破ったのみでした。やはり、主催し、選手として挑戦するのはとても大変でした。しかも、日本とは全く違う言語、習慣そして文化をもつメキシコでの挑戦、大変でしたがとてもいい経験になりました。



競技で使用したプール
 
blueseventyのスイムウェアを使ってのプールアテンプト。種目は、ダイナミックノーフィンです。ホテルが協賛してくれる、という連絡を2日前にいただき、前日夜8時にホテルに着き、アテンプトで使用するプールを決定したのはアテンプト当日の朝10時でした。プールは50mだと聞いてきたのですが実際は80m(ノーフィンでは、プールの距離は短い方が都合いいです。壁をプッシュできるので)だったり、ほかのプールはぎりぎり規定の距離に足りなかったり、リゾート用のプールなのでターンする場所がなかったり、ようやく決まったプールは昼12時にアクアビクスで使用出来なかったり、壁がスクロールする際、腕にあたったり、とバタバタでしたが何とかやりました。


 
この日は風が強く、プールも温水ではなく、真水プールで寒いのなんの。1度距離感をはかるため、泳いだのはいいものの、上がってからが寒かったです。




 
練習では、開始5分前にプールに入り、そこで最後の呼吸を整えるのですが、ブルブル震えて呼吸どころではありません。なので、ぎりぎりまでプールのエッジにいて、残り30秒でプールに入り、そのまま競技です。


 
全部で3度挑戦しました。1度目は110m前後。止まったのは、、、、 何ででしょう?集中力がきれた、でしょうか。腕が壁にあたるのも気が散った理由です。



その後、例のアクアビクスが終わるのを待ち、2度目は調子があわず、10mほどで止まり、体力温存。そして最後の勝負、3度目は再び110m前後。悔しかったです、、。 フリーダイビングは本当にメンタルの影響が強い競技です。脳は体が使う酸素の30%から40%を使うと言われています。考えすぎていたのでしょうか。



1日休み、28日。メキシコ首都のメキシコシティで行われたプール競技大会でダイナミックノーフィンで優勝しました。メキシコシティは標高2300m、しかも今までいたQ.Roo州気温30度から一気に気温15度で寒いのなんの。標高が高い所でのアプネア。いい経験でした。

今回は、初めての挑戦。そして主催者としてアテンプトの運営。いろいろありましたがとてもいい経験になりました。次回は今回の経験を生かし、同じ間違いを繰り返さないでかんばってみたいです。
 
 

二木 あい (ふたき あい)
フリーダイバー 水中映像家

 

2010年1月5


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